こんにちは、今回はセールスについての話です。
あなたは無料で何かをもらったことはありますか?
たくさんあると思います。
牛丼屋で紅しょうがが無料とか、漫画が無料で読めるとか、お試しで1ヶ月無料サービスのアプリとか、色々あります。
ユーザーとしてはありがたいことばかりかと思いますが、どうでしょうか。
セールスは無料からはじまる
大抵のセールスは無料から始まります。
無料のサービスを断るお客さんにはそもそもセールスをしません。
無料を断る=興味がない
のがわかるからですね。
つまり、無料に釣られるお客さんをふるいにかけているわけです。言い方は悪いですが。
これは売る側はメリットがあります。
全く興味がないお客さんにセールスをしても買ってくれる可能性は0に近いです。
セールスには基本的に労力がかかるので、
無料サービスに興味をもってくれたお客さんにだけ有料の商品を売り込むことで、無駄な労力を節約できます。
セールスファネル
マーケティングの用語で、セールスファネルという考え方があります。
ファネルとは漏斗のことで、逆三角形のあれです。
つまり、お客さんをふるいにかけていくイメージです。
無料で物を配る→興味を持った人に商品を売る→買ってくれた人に新商品や高額な商品を売る
という一連のセールスの流れを意味しています。
これは最も効率が良いとされています。
(諸説あり)
マーケティングの世界って売れれば良いという考えで商売する人たちも結構いて、
悪用されたりもします。
なので、無料のものには気をつけましょうね。
セールスファネルのメリット
ここからはメリットを説明します。
例えばあなたがビジネスをするとして、何かを売りますね?
安いものばかり売っていてはあまり稼げません。
労働の方が稼げます。
つまり、高い商品や利益率の高い商品を売る必要が出てくるわけです。
じゃあそれをどうやって売りますか?
例えばネットで物を売ることを考えましょう。
Twitterで直接売るでしょうか?
これはあまり良い手段とはいえないでしょう。
なぜなら、高いものを買う前に人はよく考えます。
本当に価値があるのかわかりませんし、買って後悔しないか考えます。
でも、無料のサービスが良かったから次も買おうと考える人はいます。
無料の商品やサービスに価値を付与することで次のリターンを得るという戦略です。
あとは、売る側から見て好ましくないお客さんに売るのを避けられます。
例えば筋トレ器具を販売するとして、無料プレゼントの時点で筋トレ方法の無料書籍をプレゼントします。
その書籍に、筋トレ初心者向けの内容を書いておくと、お客さんが「あ、これは初心者向けなんだな」とわかります。
つまり、筋トレ上級者や、必要ない人は自分が興味ないことを自覚できて、無駄なお金を使わずにすみます。
無駄なお金を使うとクレームや返金が多くなったり、商品レビューが低くなるので、避けられるメリットがあります。
また、冷やかしみたいな人も少なくなります。
そういった人を減らすには、無料プレゼントの後に、100円でも500円でも良いので、安い商品を売りましょう。
いいところですが今回はここまでにします。
次はもう少しセールスファネルについて書きたいと思います。
おわり